福島県会津若松市にある地域密着型総合病院

財団法人 竹田綜合病院
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理事長あいさつ

 

 本年平成30年(2018年)は、様々な分野で大きな出来事が予定されている大変重要な年だと認識しております。

 まず私どもの業界であります医療・介護などの社会保障の分野では、平成30年4月から「第7次地域医療計画」、「第7期介護保険事業計画」、「第3期医療費適正化計画」の3計画が新たにスタートするとともに、診療報酬・介護報酬の同時改定が行われます。このように大きな制度改革が集中して行われることから、厚生労働省では平成30年を「惑星直列」にも例えております。各医療機関もこのような経営環境の変化に備えた対応が必要であり、難しいかじ取りが要求されることを覚悟しております。

 また平成30年は会津にとっては戊辰戦争150周年の年にあたりますので、様々な記念事業が計画されております。11月には第15回全国商工会議所観光振興大会が会津若松市で開催され、全国から一千名を超える商工会議所の関係者が会津若松市を訪れる見込みです。会津若松商工会議所の副会頭として私がこの全国商工会議所観光振興大会の実行委員長を拝命いたしましたので、責任の重さを感じているところであります。東日本大震災の時には全国の商工会議所から県内の商工会議所に対して、暖かい支援をいただいた経緯がありますので、県内の商工会議所と連携して復興をアピールするとともに、風評被害を払拭する良い機会であるととらえております。これからの人口減少に直面する地方都市の経済を支える大きな鍵はインバウンドを含めた観光産業であると言われています。会津地域の観光産業の発展のためにも、この全国商工会議所観光振興大会を是非成功させたいと考えていますので、皆様のご支援を賜りますようお願いいたします。

 さらにつけ加えますと竹田綜合病院は昭和3年に創業いたしましたので、今年は90周年の節目を迎えることになります。竹田健康財団では、この90周年を期に新たなビジョン(将来構想)である「VISIONTAKEDA 2020」を策定するべく検討を進めております。この新たなビジョンは三つの柱から構成されています。一つ目の柱は高齢者や障がい者の方々が安心して暮らせる街づくり、いわゆる「地域包括ケアシステム」の構築を目指すものです。日常生活圏のなかで高齢者のみならず障がい者や子どもも含めた全世代が、必要に応じて医療、介護、生活援助のサービスを適切に受けることができる仕組みを病院の周辺に整備する計画です。二つ目の柱は、「ICTの活用による医療・介護の質の向上と産業振興」です。人工知能(AI)やロボット技術等の進展によって診断や治療の技術はますます向上することが期待されます。竹田綜合病院ではそのようなヘルスケア分野における先端技術の動向を積極的に学ぶとともに、医療関連の企業や大学と連携を進め、会津における医療関連産業の振興を図ることで将来の人口減少という課題を解決したいと考えています。三つ目の柱は国際化と人材育成です。我が国の人口減少社会の到来は「既に起こった未来」であり避けて通ることはできません。特に団塊の世代が後期高齢者となる2025年以降は、医療・介護の従事者の不足が深刻化すると予想されます。私どもでは今からアジアの国々からの優秀な人材の受け入れ体制を進めるなど、国際的な人材の確保や交流を図っていきたいと考えています。

 結びになりますが、竹田健康財団が創業90周年を迎え新たな気持ちで地域に貢献することをお誓いいたしましてご挨拶といたします。

 
    理事長 竹田 秀