福島県会津若松市にある地域密着型総合病院

財団法人 竹田綜合病院
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病院長あいさつ


 昨年は、スマートフォンからJアラートが鳴り響き、ミサイル攻撃なのか、巨大地震なのか、訳も分からず飛び起きたことがありました。ミサイル、核実験、暗殺など隣国の暴力的かつ傍若無人な態度には、辟易してしまいます。断固たる姿勢を政府には臨みたいところですが、政府は、不正や失言を繰り返し、実態に伴わない政策を打ち出したり、地方選挙に右往左往している与党と、対抗勢力にもなり得ず、自らの政策論争もできずに、解党、離党、新党など安定感と信用性のない野党によって政治は繰り広げられております。これは安定ではなく不毛な停滞にいるような気がします。
 そんな中でも少子高齢化はますます深刻身を帯びてきており、わたしたち医療界にとりましては、厳しい時代です。2025年には、75歳以上の人口は2200万人となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上となります。社会保障費の増加が望めない状況の中、医療介護費用は増加していくことでしょう。お金がない、働く人がいない時代です。今年は6年に一度の診療報酬・介護報酬の同時改定がありますが、次回は、2024年ということになり、今回の改定は将来の医療介護の在り方を方向づける重大な意味を持ちます。ゆえに今回の改定に対応できなければ、医療機関は将来がますます深刻なものに成ることでしょう。
 平成29年春から、患者支援総合連携部を改変し、患者さんの受け入れや退院・転院の支援強化に加え、入院支援センターが開設されました。入院治療が決定した患者さんには、十分な説明と情報収集ができ安心でスムーズな入院ができるようになりました。患者さんの病態や合併症、背景の把握をするばかりでなく、外来検査の統一化や効率化、病床管理への好影響、外来や病棟業務の軽減、在院日数の短縮、医療事故を未然に防ぐなど様々な効果をもたらしました。
 地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、地域周産期母子医療センター、臨床研修指定病院の役割を十分に果たしていくことで、これまで竹田綜合病院が大切にしてきた会津地域との信頼、人との信頼をさらに深めながら、『あたたかい心とたしかな医療』を実践していくことができると確信しております。
 臨床研修医は今回6年連続フルマッチとなり、4月からは10名の研修医が新たに加わります。これは、指導医も環境も組織風土もすべて、評価をされての結果であろうと思います。これまでと同様以上に、引き続き若い人たちを育てようという組織でありたいと願っております。
 当院は、1928年8月8日に竹田秀一先生が市内大和町に開業したことに発します。今年は90周年を迎える年に当たります。様々な催し物を企画し、地域の方々、医師会や関係機関、職員とともに、これまで当院が果たしてきた地域貢献の責任と伝統をあらためて深く再認識できればと思います。100年に向けて、地域の方々からの大きな期待に応え、国の進める地域包括ケアシステムを通じ、地域を守り育む役割を展開できる10年を進めてまいります。
 

病院長 本田 雅人