10月29日、會津風雅堂において第20回竹田地域医療フォーラムを開催いたしました。
このフォーラムは会津地域の保健・医療・福祉のさらなる充実を目指し、平成14年から毎年開催しておりましたが新型コロナウイルス感染拡大の影響により、地域の方々をお招きしてのフォーラムは実に3年ぶりとなりました。

今回は「コロナ禍とこれからの医療」のテーマのもと、基調講演に福島県立医科大学感染制御学講座教授 金光敬二先生による「新型コロナウイルス感染症の遷移」と題しお話しいただき、当院からは院内感染対策委員会委員長 長澤克俊医師による「コロナ禍における当院の感染対策」、精神科科長 小薗江浩一医師による「コロナ禍におけるメンタルヘルス」、脳神経内科科長 石田義則医師による「コロナ禍における新たな診療形態〜遠隔医療について〜」の３演題を講演しました。各講演を通して長期にわたり社会生活に大きな影響を及ぼしている「新型コロナウイルス感染症」について、様々な角度から地域の皆さまと共に考え、新型コロナウイルスやこれから医療について理解を深めました。

第二部ではヴァイオリニスト・作曲家の川井郁子さんをお迎えし、「夢見る力が人生を拓く」と題し、ご自身の体験を通して「夢見る」ことで人生を切り拓く力・前向きに生きる力になること、そしてこれからも変わらず様々なことにチャレンジしていきたいとお話ししました。また、お話しの合間に「愛の挨拶」「リベルタンゴ」「アメイジンググレイス」など、素晴らしい演奏を聞かせていただき会場は感動の渦に包まれました。